マテリアリティ|アルバックのサステナブル経営|サステナビリティ|アルバック

マテリアリティ

基本的な考え方

当社のマテリアリティの特定プロセスにおいては、内部での検討・議論を深めるとともに、社外取締役、社外有識者、機関投資家等と対話を重ねてきました。そこで得られた示唆の結果として、マテリアリティを企業価値向上の観点からより幅広く捉え、「2050年にありたい姿及びVision 2032の実現に向けたULVACの固有の経営課題」として位置付けました。

特定プロセス

【STEP 1】重視するポイントを整理

2050年にありたい姿及びVision 2032に基づき、重視するポイントを整理しました。

  • 経営基本理念と存在意義、社是、社訓
  • 自社の差別化につながる独自性を有すること
  • 経済、社会、及び環境価値を向上すること
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【STEP 2】課題の抽出

社会的課題:ESG評価機関の評価項目、非財務情報開示基準*等の要請項目から、網羅的に項目をリストアップした上で、重視するポイントに基づき、ありたい姿を実現するための重要度、長期視点で取り組むべき観点を加え抽出しました。

* Global Reporting Initiative (GRI) ガイドライン、ISO26000(組織の社会的責任に関するガイドライン)、持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)、国連グローバル・コンパクト10原則、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosure)、RBA行動規範、国際統合報告評議会(IIRC):「国際統合報告フレームワーク」 、経済産業省:「価値協創ガイダンス」など

事業課題:取締役会の運営事務局を中心に「ULVACの固有の経営課題」の抽出を実施しました。また、戦略に関する経営会議において、本社部門の課題意識と事業部門の機会とリスクを抽出しました。

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【STEP 3】重要性の評価

重要性の評価においては「ステークホルダーにとっての重要度」と「当社事業への影響度」の2軸で評価し優先順位付けを行った上で、長期的に影響の大きい事項かどうかを考慮しました。「ステークホルダーにとっての重要度」では、顧客、従業員、取引先、地域、株主・投資家を定義し、それぞれの期待について定量化を行いました。「事業への影響度」については、損益への関与、法令、行動規範や方針での定めに加え、経営基本理念や社是等の会社方針、成長のための投資などの評価基準により定量化を行いました。

重要性の評価についてのチャート
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【STEP 4】特定

サステナビリティ推進委員会のメンバーを中心に、社内取締役、本社部門・事業部門の責任者が出席する会議で度重なる議論を実施し、全社横断的な体制で討議を重ねました。そして仮説に基づき、社外取締役、機関投資家、有識者等との対話を実施し、当社グループへの期待や要請を確認し、課題の整理を行いました。

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【STEP 5】決定

サステナビリティ推進委員会で委員長を務めるサステナビリティ担当執行役員が、これらのマテリアリティの評価プロセス及び分析結果の妥当性を検証した上で、経営層による会議での議論を経て、取締役会にて審議・承認を得ました。

特定されたマテリアリティ

 
マテリアリティ 真空技術をコアとしたイノベーションの創出・共創の推進
取り組み
  • グローバルなネットワークによる価値創造
  • 製品・サービスを通じた持続可能な社会実現への貢献
  • 研究開発力の強化
  • 知的財産の戦略活用・強化
ESG ESG
SDGs
マテリアリティ 多様な人財の育成と活躍推進・レジリエントな組織づくり
取り組み
  • 経営基盤強化・財務パフォーマンスの向上
  • グローバル人財の育成と活躍推進
  • ダイバーシティ&インクルージョン
  • 健康経営
  • 働き方改革
  • コーポレートガバナンス、マネジメント体制
  • コンプライアンス
  • リスクマネジメント
ESG G
SDGs
マテリアリティ バリューチェーンにおける人権尊重、責任ある行動
取り組み
  • 人権
  • 品質マネジメント・製品安全
  • CSR調達
  • 労働安全衛生
  • 地域貢献
ESG S
SDGs
マテリアリティ 持続可能な地球環境への貢献
取り組み
  • 気候変動対応
  • 環境マネジメント
  • 環境配慮型製品(Green Products)
  • 低消費電力デバイス、パワーデバイス、リチウムイオン電池等、環境技術の革新に貢献する製造装置等の製品・サービスの研究開発及び製品の低消費電力化の推進
ESG E
SDGs

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