知的資産|研究・開発|アルバック

知的資産

1. はじめに

アルバックは、日本の真空技術のパイオニアとして、創業以来、真空に関係する多くの分野で、知的財産権やノウハウを含む知的資産を蓄積してきました。

社内に蓄積された真空関連の知的資産は、冶金・薬品・食品からFPD・半導体・電子分野まで裾野が広く、新しい技術への展開が可能です。

特に今後は、成長が予想される半導体・電子部品製造装置の分野へ、重点的に開発投資を行い、知的資産の獲得および活用を強化します。

2. 知的資産基本方針

アルバックの知的資産基本方針は、

【知的資産による事業環境の整備と向上、アルバックグループ全体の競争力強化、企業価値向上】です。

知的資産基本方針に従い、下記の4項目を実施していきます。

I. 他社の知的財産権の尊重

  • クリアランス調査(他社権利調査)を強化します

II. 経営戦略への知財情報の活用

  • IPランドスケープを活用し、アルバックグループ全体の視点で新事業参入・既存事業の評価を行います。
  • 経営デザインシートを利用し、「将来の事業」と「自社保有技術(コア技術)」のギャップを把握します。
  • OPEN-CLOSE戦略を応用し、ギャップを埋める必要技術の取得方法を提案します。

III. 事業・開発・知財戦略のリンク(三位一体の戦略)

  • 事業・開発・知財の三部署が連携し、将来の事業をイメージし、事業に必要な知的資産を設計して、取得していきます。

IV. アルバックグループ全体の知財一元管理の遂行

  • 関連する技術の知的資産を、担当する事業部署・グループ会社へ集約することで、知的資産の効果の最大化を図ります。

3. アルバックの知財戦略体制

知財戦略 committee

アルバックグループ全体の知財戦略を議論するための組織として知財戦略 committeeを組織しています。

取締役会メンバーの専務を委員長とし取締役会との連携を図ります。

知財戦略 committeeのメンバーは、事業責任者、開発責任者、事務局として知財担当者を含み、三位一体の戦略を推進します。

さらに、営業責任者、DX責任者、カスタマーサービス責任者および分析装置などを担当する周辺技術の責任者を加え、各方面の情報を統合し、全方位的にアルバックグループ全体の戦略を策定します。

4. 知財資産の保有状況

特許保有数の推移

2020年度の国内特許は、開発テーマの「選択と集中」および不要特許の棚卸により一時的に減少しています。外国特許は外国での市場拡大に対応するため増加しています。

今後も、開発テーマの「選択と集中」に連動し、事業に必要な知的資産を効果的に取得していきます

事業別売上と特許保有の比較

長年、売上をけん引してきたFPD製造装置関連の特許保有割合が多くなっています。今後もFPD製造装置は、主力製品としてシェアを維持するために、権利取得を継続していきます。

半導体・電子部品製造装置に関しては、売上とほぼ同等の保有特許割合です。この分野では、重点的にシェア拡大を狙うため、戦略的に開発投資を行い、保有特許割合を増やしていきます。

国別売上と特許保有の比較

日本の特許保有比率は、第一国出願による優先日確保のため、売上比率に比べ多くなっています。長期的には、外国の売上比率が増加すると予想されますので、出願を選択しながら、外国特許の比率を増やしていきます。

アジアについては、韓国・中国・台湾を主要な市場として、特許の取得を進めてまいりました。今後も、市場拡大が進む中国と、先進技術領域において主要顧客が存在する韓国・台湾を中心に権利取得を目指していきます。

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