光学多層膜はガラスや樹脂,金属などの基材に数種類の屈折率の異なる材料を交互に形成することで特定波長の光を透過・反射する機能をもたせた薄膜である(Fig.1)。 … 光学薄膜とは
カテゴリー: Technical Journal
GaNパワーデバイス
本研究は,文部科学省『省エネルギー社会の実現に資する次世代半導体研究開発』事業JPJ005357ににおける名古屋大学殿の協力機関としての成果が含まれる。 … GaNパワーデバイス
真空蒸着プロセスを用いたLi 金属負極の開発
リチウムイオン二次電池(Lithium-ion Battery : LiB)は,スマートフォン,ドローン,電気自動車(Electric Vehicle : EV)といった幅広い用途に適用され,市場規模は急速に拡大することが予想されている。特に自動車市場においては, … 真空蒸着プロセスを用いたLi 金属負極の開発
LiDARの原理とは
自動車産業において,電気自動車に次ぐ革命として自動運転技術の開発が進められている。自動運転を行うためには,自動車の周囲の情報を3 次元的に得る必要があり,車載用の高精度に3D センシングが可能な方法として,LiDAR(Light Detection And Ranging:光による検知と測距)がある。 … LiDARの原理とは
垂直配向カーボンナノチューブ電極の キャパシタへの応用
電気二重層キャパシタ(EDLC)は高出力と長寿命に優れた蓄電デバイスであるが,エネルギー密度が低いという課題がある。近年では温室効果ガスの排出量削減に関して世界的に政策が進められており,ハイブリット自動車(HEV)や電気自動車(EV)などに搭載するためのキャパシタにも高エネルギー密度化が求められている
自動車に使われるパワーデバイス
昨今,車社会を取り巻く環境が変化してきている。これまでは,車の快適性や利便性が重要視されていた。しかし,CO2 による地球温暖化や高齢化による交通事故などのため,環境負荷低減や安全性が重要視されてきている。そのため,世界各国でplug-in hybrid electric vehicle(PHEV),electric vehicle(EV),full cell vehicle(FCV),等の開発が進められている。
車載MEMSセンサの応用
世界の自動車産業は2.3 兆ドル規模(2017 年)であり,今後,年平均成長率2.7% ほどで成長が続くとみられている。その中で,車載エレクトロニクスは,年平均成長率7% の1420 億ドル規模,そのうち車載センサは同13% の110 億ドル規模と見られており1, 2),車載センサの期待値が大きいことが伺える。 … 車載MEMSセンサの応用
大型ガラス基板によるマイクロ流路・マイクロストラクチャー加工
革新的な進化を遂げたTOF-SIMS スペクトル解析「パラレルイメージングMS/MS」
1.はじめに
飛行時間型二次イオン質量分析法(Time-of-FlightSecondary Ion Mass Spectrometry, TOF-SIMS) は, 最表面の分子種の情報を高感度かつ,高空間分解能で分析できる手法で, … 革新的な進化を遂げたTOF-SIMS スペクトル解析「パラレルイメージングMS/MS」
量子ドット蛍光体の結晶成長と光電変換デバイスへの応用
1.はじめに
量子ドットは電子を3 次元的に閉じ込めて位置自由度を制限した量子状態と定義され,一般的に半導体ナノ結晶の形体をとる. … 量子ドット蛍光体の結晶成長と光電変換デバイスへの応用