ホットローラー式真空熱処理炉 FHHnシリーズ|真空炉|製品紹介|アルバック
真空炉

ホットローラー式真空熱処理炉FHHnシリーズ

各種金属部品の熱処理、ろう付け、焼結等の真空熱処理に幅広く利用できます。 ホットローラ搬送方式を採用し、ユニット化した各室を組み合わせることで、プロセスにあった多室炉の構成を可能としました。

特長

  • ホットローラ搬送方式の採用により、3室以上の多室炉を可能としています。
  • 準備室(真空/大気置換),予熱室(常用500ºC),加熱室(常用1150ºC),冷却室のユニットを、プロセスにあわせて組み合わせ、最適な装置を構成できます。
  • 各室をダブルゲートバルブで仕切ることで、真空/雰囲気を完全分離することが可能です。
  • キャリアガス法式の採用により金属の蒸発をおさえた処理を可能としています。
  • 生産の計画量にあわせて、ユニットの追加を行うことができます。
  • 製品セットから、加熱1→冷却1→加熱2→冷却2→取り出しをインラインで処理することが可能です。

用途

  • 真空熱処理:各種金属の熱処理、ろう付け
  • 焼結処理:マグネット

仕様

諸元 / 型式 6090 6150 備考
性能
大きさ 均熱寸法 (㎜) 600 600
長さ 900 1500
高さ 600 600
最大処理量 (㎏) 500 800 トレイ重量含む
温度 最高温度 予熱室 600ºC
加熱室 1200ºC
常用温度 予熱室 500ºC
加熱室 1100ºC
冷却 ガス冷却 標準 30分以内 Ar,N2ガス
選択可能
加圧型 190kPaG
真空 到達圧力 標準 10-1Pa台 空炉脱ガス後の値
高真空型 10-3Pa台
常用圧力 標準(1) 1Pa〜10Pa (1)低真空中
(2)キャリアガス中
標準(2) 10Pa〜100Pa
高真空型 10-2Pa〜10-1Pa
排気時間 準備室 10min以内 空炉にて大気圧〜10Pa以下まで
予熱室 10min以内
冷却室 10min以内
Leak rate 準備室 4×10-4以下 圧力上昇法
予熱室 4×10-4以下
加熱室 2×10-4以下
冷却室 4×10-4以下
ユーティリティー

3室タイプ
(予熱×1 加熱×1 冷却×1)

電力量 (kVA) 300 480 設備電力量
冷却水量 (m3/hr) 15 18 水温:20〜30ºC
圧縮空気量 (Nm3/min) 1100 1100 必要流量
キャリアガス量 (L/min) 80 200 流量計のMAX値
冷却ガス量 (m3/回) 9 12 190kPa 加圧冷却時
床面積 (m2) 10 12
長さ 10 13
高さ 5.8 5.8
5室タイプ
(予熱×2 加熱×2 冷却×1)
電力量 (kVA) 425 750 設備電力量
冷却水量 (m3/hr) 25 30 水温:20〜30ºC
圧縮空気量 (Nm3/min) 1100 1100 必要流量
キャリアガス量 (L/min) 160 300 流量計のMAX値
冷却ガス量 (m3/回) 9 11.7 190kPa 加圧冷却時
床面積 (m2) 10 12
長さ 12.5 17.5
高さ 5.8 5.8

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