横型真空熱処理炉 FHHシリーズ|真空炉|製品紹介|アルバック
真空炉

横型真空熱処理炉FHHシリーズ

各種金属部品の焼き入れ・焼き戻し・焼結・ろう付け・焼鈍等の真空熱処理に幅広く利用できます。フォーク搬送方式を採用することで、2室、3室構造の多室型炉を実現しています。

特長

  • 最高温度1350ºC、常用800〜1150ºCにて使用可能です。
  • 均熱特性は1150ºC ± 5ºC以内を保証します。
  • 加熱室は常に真空に保たれ高品質な熱処理が再現性良く実施できます。
  • キャリアガス法式の採用により金属の蒸発をおさえた処理を可能です。
  • 冷却時、加熱室は冷却されないため電力使用量が節約できます。
  • 加熱室構造物は常時真空状態にあるため酸化されず消耗がほとんどなく長寿命です。
  • 加熱室は水冷ジャケット構造により内部の熱を遮断し、作業環境をクリーンに保ちます。

用途

  • 焼き入れ、焼戻し処理:各種機械部品、金型
  • 焼結処理:超硬工具、マグネット
  • ろう付処理:熱交換器、機械部品

仕様

諸元 / 型式 45 60 75 90 120 備考
性能 大きさ 均熱寸法
〔㎜〕
450 600 750 900 1200
長さ 675 900 1125 1350 1800
高さ 300 400 500 600 800
最大処理量〔㎏〕 200 400 650 1000 2000 トレイ重量含む
温度 最高温度 1350ºC
常用温度 800〜1150ºC
均熱性 1150ºC ± 5ºC以内
(AMSその他の規格対応)
空炉にて5点測定
冷却 ガス冷却 93 kPa 30分以内 標準試料挿入時1150ºCより150ºC迄
290 kPa 20分以内
油冷却への搬送時間 12秒 15秒 20秒 加熱室より油投入迄
真空 到達圧力 10 -1Pa台
(高真空10 -3Pa台はオプション)
空炉にて脱ガス後の値
常用圧力 133〜13Pa
排気時間 10分以内 15分以内 空炉にて大気圧より6.5Pa迄
リーク量〔Pa・m/S〕 3 × 10-4 4 × 10-4 4 × 10 -4 5 × 10 -4 圧力上昇による
使用諸元 所要電力量
〔kVA〕
GH* 65 101 161 209 303 AC 200/220V (90型以上は 400/440V) 50/60Hz 3Φ
G/L.H* 73 110 187 354
PHG* 70 109 175 228 333
GHL* 85 130 223 平均使用電力量を示す
所要冷却水量
〔m3/hr〕
GH* 3 5 7 9 16

圧力0.25MPa
水温30ºC以下

※油拡散ポンプ付きの場合は25ºC以下

G/L.H* 3 4 5
PHG* 4 5 8 11 18
GHL* 4 6 9 11 18
圧縮空気量〔Nm3 /min〕 若干 0.7MPa
キャリアガス量〔L/min〕 1.5 2 3 4.5 6 N2 gas (N.T.P)
冷却ガス量〔m3/回〕 2.7 4.5 6 10 18 N2 gas (N.T.P)
冷却油量〔m3 1.8 3.6 6 9
冷却油加熱ヒータ〔kW〕 15 24 48 72
設置寸法〔m〕 2 室 3.4× 5.7 3.9× 7.4 4.6× 8.7 5.5× 9 7× 12.5 W×L
3 室 3.4× 8.1 3.7× 9.4 4.6× 10.6 5.5× 12 7× 17
G型 PHG 3.5× 0.5 3.9× 0.5 5× 0.5 5.5× 0.5 6.5× 0.5 H×D
L型 GHL 3.5× 1.0 4× 1.4 5× 1.5 5.5× 1.8 6.5× 2.4

* 炉の種類:P=準備室, H=加熱室, G=ガス冷却室, L=油冷却室

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