『ピラニ測定子 WPシリーズのRoHS対応品のご注意』|ニュース|アルバック
2009.02.10
生産終了と保守

『ピラニ測定子 WPシリーズのRoHS対応品のご注意』

お客様各位
日ごろは株式会社アルバックの製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。

 RoHS指令対応のため、ピラニ測定子(WP-01, 02, 03)の内部に使用しております半田材料を信頼性、量産性の観点よりSn-Ag-Cu系の鉛フリーはんだ材料を選定し、2008年1月より製造を開始いたしました。
 この変更後、一部のお客様において鉛フリーハンダの主成分であるSn(錫)が、ハロゲンガスに反応し昇華現象が発生することで、従来品よりも短寿命になる事例が発生致しました。ハロゲンガスの濃度、使用する圧力、プロセス時間など使用条件に依存いたしますので、お客様のプロセスでの影響をご確認の上、ご使用下さいます様お願い申し上げます。
 ご確認の結果、プロセスの影響が確認された場合、はんだ材料を使用しておりませんピラニ測定子(WPB-10-034)が代替案としてございます。ご使用にあたっては下記参考図のように変換フランジをご用意してご使用くださいますようお願いいたします。
 ご不明な点につきましては、下記までお問い合わせください。

■代替案参考図

pirani-wp-j.gif

【主な変更内容】

1. 測定子の取り合いがUFC034となりますので、既存のゲージポートからの取り付けの際は、φ18(15)- UFC034変換ポートが必要になります。
2. WP用測定子ケーブルは使用できなくなりますので、新規にWPB用測定子ケーブルが必要になります。
3. 測定子の種類が変更になりますので真空計本体の再校正が必要になります。

お問い合せ

株式会社アルバック  web_info

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