『弊社校正リークの輸送時の問題に関するご報告』|ニュース|アルバック
2008.06.16
生産終了と保守

『弊社校正リークの輸送時の問題に関するご報告』

お客様各位
 貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

 この度、弊社で生産、販売しておりますメンブレン型校正リークのCLM-09A(10-9Pa・m3/secオーダー)とCLM-07A(10-7Pa・m3/secオーダー)に関しまして、IATA(国際航空運送協会)、航空法および船舶安全法が規定する航空機や船舶における輸送可能な圧力容器に関する基準に抵触する可能性がある事が、弊社社内調査により判明致しました。当該製品については、容器容量も小さく、仮に破損事故が発生したとしても、重大事故を招起する危険性は極めて低いものとは考えておりますが、弊社としましては、法令遵守の姿勢から輸送方法を変更することと致しました。当該決定により、今後のお客様における再校正作業などのご要求に不都合が生じることが想定されますので下記にご報告させて頂きます。
弊社といたしましては、お客様にご迷惑をかけないよう最善の対応をしたいと考えておりますので、ご理解のほど、よろしくお願い致します。

■抵触するIATAの規則

危険物規則 3.2.2.2 区分2.2非引火性、非毒性ガス 『20ºCにおいて280kPa以上の圧力で輸送されるガス、または深冷液化状態で輸送されるガス』の280kPa以上圧力という項目に抵触すると考えております。

■抵触する弊社のメンブレン型校正リーク

・CLM-09A(10-9Pa・m3/secオーダー):301kPa
・CLM-07A(10-7Pa・m3/secオーダー):501kPa
※その他の校正リークは抵触しません。参考:CLM-08(251kPa)/CLM-10(101kPa)

■再校正時の輸送に関して

・日本国内におきまして、陸送指定で、弊社までお送り下さい。航空輸送の場合、上記規則に抵触してしまいます。
・諸事情及び海外といった航空輸送が必要な場合は、弊社よりIATAに抵触しない代替えの校正リークを再校正費用にて交換させて頂きます。

■新品の校正リークのご購入に関して

・航空・船舶輸送が可能な校正リークの販売をしております。詳しくは、弊社営業または代理店までお問い合わせ下さい。

以上、お客様におきましては、運用上大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。


弊社校正リークの航空輸送時の問題に関するご報告 (PDF:84kb)

お問い合せ

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