プロジェクションマッピング協会 藤井事務局長インタビュー vol.1

実物(リアル)と映像(バーチャル)をシンクロさせる映像エンターテイメント – プロジェクションマッピング

2017年9月28日に開催した第113回定時株主総会後のイベントタイムでは、新たな試みとしてプロジェクションマッピングを取り入れた「Vacuum Fantasy」という体感型工場見学を行いました。今回は、そのプロジェクションマッピングを制作いただいた、一般財団法人プロジェクションマッピング協会の藤井 秀樹事務局長にお話を伺いました。

 

体感型・没入型のプロジェクションマッピング

一般財団法人プロジェクションマッピング協会 事務局長 藤井 秀樹(ふじい ひでき)

プロジェクションマッピングとは、実物(リアル)と映像(バーチャル)をシンクロさせる映像手法で、体感型・没入型の映像演出ができるという特長があります。映像をスクリーンなどの平面に単純投映するのではなく、建築物や家具などの立体物、または凹凸のある面にプロジェクターなどで投映します。投影する対象が持つデザインや凹凸に映像がぴたりと重なり合うようにすることで、動くはずのない物が本当に動いているかのように感じさせたり、自ら光を放つ様に感じさせたりなど、対象にさらなる価値を与えることができます。幻想的・錯視的な映像表現ができるため、プロジェクションマッピングの魅力的な世界観はいま世界中で注目を集めています。

世界初?クリーンルームにプロジェクションマッピング

アルバックでは定時株主総会の後に、真空実験や工場見学などのイベントを開催しています。今回は、今までにはなかった演出をしながら真空技術について知ってもらおうということに決まり、クリーンルームでプロジェクションマッピングをすることになりました。
事例紹介をしていただきながら色々な案を出し合う中で、ただの説明動画にならないように、体験型アトラクションとして楽しめるような、「Vacuum Fantasy」という異世界を舞台とし、ストーリー仕立ての工場見学を演出することになりました。

藤井:今回演出したアルバックの3つの真空技術(真空熱処理、真空凍結乾燥、スパッタリング)をどう表現するかにとても苦労しました。これまでにはない考え方を取り入れる方式と、やはり株主総会だから奇抜すぎない内容を、と皆さん葛藤していたことを覚えています。

また今回、藤井さんに加えて映像制作に関わった制作者は3名とのこと。真空熱処理、真空凍結乾燥、スパッタリングの3シーンをそれぞれ分担して制作しています。

藤井:工場でのプロジェクションマッピングというものは前例がありますが、クリーンルーム内に投影するのは私が知る限りでは初めてです。

工場内でのプロジェクションマッピングは、館内の展示をより充実されたものにするために使われている場合がほとんどだそうです。藤井さんも工場での投影に関して色々な経験があるものの、クリーンルームは前例がなく、アルバックが初めてでした。

このプロジェクションマッピングを複数のイベントで投影したところ、「私たちに真空を理解させようという力に感動した」「アルバックという会社が何か良くわかった」「世界が広がったような気がした」というアンケート結果が出ました。老若男女問わず、受け入れられる映像エンターテイメントであるということが分かります。

 

 

 

プロジェクションマッピング協会 藤井事務局長インタビュー vol.2へつづく

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