法令の遵守に加え、社内規範、倫理規範等の遵守を重視し、ULVACの一人ひとりがこれらを遵守する精神のもとで行動するよう啓発活動に努めるとともに、より徹底する各種体制や規定類を定め、運用しています。
アルバックは、世界的なイニシアチブである「国連グローバル・コンパクト」に署名しています。経営基本理念を共有し、公正で透明性の高い企業経営をより一層推進していくため定めたものが、「アルバックグループ企業倫理行動基準」です。制定以降、全ての役員・従業員等を対象に教育するとともに、当社グループ会社にも小冊子を配布して、コンプライアンス意識の啓発に努めています。2025年10月、グローバルな環境変化や「OECD多国籍行動指針」などの国際規範に沿った内容に基づき、倫理的行動や適切な情報の扱い、人的資本の充実や人権の尊重などを強化するため、改定を行いました。アルバックグループの企業倫理行動基準は、アルバックの経営会議、取締役会を経て制定されています。
コンプライアンス、インサイダー取引防止、ハラスメント防止、研究活動における不正防止等の全社教育をアルバックの全従業員に対して毎年行い、アルバックにおける受講率は100%となっています。知識だけでなく、行動が伴う啓発活動を実施しています。
国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」におけるグリーバンス・メカニズム構築や、日本の「公益通報者保護法」など、法令対応のため、独立性が保障された内部通報窓口に加え、外部通報窓口を設置しています。通報内容の調査過程の秘密保持に十分配慮した体制をとっています。通報者が安心して実名または匿名で通報できる通報制度を整え、自らが不正を早く発見し、適切な是正対応をとることとしています。また、通報者の個人情報やプライバシーは保護し、通報に対する報復・嫌がらせは一切許容しません。内部通報を受けた後の対応としては、まず、アルバックにおけるコンプライアンス委員会による事実関係の調査を実施します。この調査は、公正性に特に配慮し、慎重かつ綿密に実施しており、必要に応じて外部専門家の協力を得ながら、丁寧かつ可及的広範囲なヒアリングの実施やその分析を実施することとしています。また、コンプライアンス委員会の構成員についても、当社社長を委員長とし、構成員自ら厳格な守秘義務を課して運営されています。
コンプライアンス委員会による調査結果をもとに、諸法令や諸規則の違反事実が認められると判断された場合、必要に応じて弁護士等の外部専門家の意見も取得した上で、違反事実について、即時停止や改善対応を実施し、違反行為に関与した者に対する処分を然るべき機関の審議を経て実施します。更に、違反行為が起きた根源的な原因まで検討を行い、より実効的な再発防止策を講じるよう努めています。
このサイトでは、お客様の利便性や利用状況の把握などのためにCookieを使用してアクセスデータを取得・利用しています。Cookieの使用に同意する場合は、
「同意しました」をクリックしてください。「個人情報保護方針」「Cookie Policy」をご確認ください。