アルバック富士裾野工場 - ULVAC
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富士裾野工場の電力、実質100%再生可能エネルギーに切り替えました! 

富士裾野工場、使用電力を実質すべて再生可能エネルギーに! 2025年7月から、当社の富士裾野工場で使う電気が、実質的にすべて再生可能エネルギー(再エネ)由来のものになりました。 再生可能エネルギーとは、太陽光や風力など、自然の力を使って作られる電気のこと。環境にやさしく、地球温暖化の原因となるCO2の排出を減らすことができます。 どうやって実現したの? 今回の切り替えは、東京電力エナジーパートナー株式会社が提供する「オフサイトコーポレートPPA」という仕組みを使っています。これは、工場の敷地外にある太陽光発電所で作られた電気を、一般の電力網を通じて工場に届ける契約のことです。 この仕組みを使うことで、年間約3,200メガワット時(MWh)もの再エネ電力を安定的に調達でき、約1,300トンものCO2排出を減らすことが見込まれています。 さらに、再エネ電力証書という環境価値の証明書も購入しているため、富士裾野工場で使う電気は「実質的に100%再生可能エネルギー由来」と言えるのです。 再生可能エネルギーのメリットって? 環境にやさしいCO2の排出を減らし、地球温暖化の防止に貢献します。 電気代の安定再エネは価格が安定しているため、電気代の急な高騰リスクを減らせます。 企業価値の向上環境に配慮した取り組みは、社会からの信頼や評価を高めます。 今後の取り組み 当社は、2030年までに温室効果ガス排出量を2023年比で50%削減し、2050年には実質ゼロを目指しています。富士裾野工場だけでなく、九州工場でも太陽光発電設備を稼働させるなど、国内外で再生可能エネルギーの導入を計画的に進めています。 これからも持続可能な社会の実現に向けて、環境にやさしいエネルギーの活用を推進していきます。 用語解説 オフサイトコーポレートPPA 工場の敷地外にある再生可能エネルギー発電所から電気を購入し、一般の電力網を通じて供給を受ける契約のこと。 敷地内に発電設備を設置するよりも多くの再エネを安定的に調達できます。 再エネ電力証書 電気そのものとは別に、再生可能エネルギーで作られた電気の環境価値を証明する証書のこと。 これを購入することで、実質的に再エネ由来の電力を使っていると認められます。 これからもアルバックは、環境にやさしい技術と取り組みを通じて、みなさまと一緒に持続可能な未来をつくっていきます。 応援よろしくお願いします!
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森林の力を未来へつなぐ----やどりき水源林での森林再生プロジェクト

2025年7月26日(土)、やどりき水源林*1にて、当社が取り組む森林再生プロジェクト*2が開催されました。今回は従業員とそのご家族、総勢25名が参加し、自然とふれあいながら学びと体験を深める一日となりました。 森林が育む「水のちから」を体験 活動の中心となったのは、「水源涵養(かんよう)機能」を学ぶ実験です。これは、森林が雨水を蓄え、ゆっくりと地中に浸透させることで、川や地下水の水量を安定させる働きのこと。実験では、荒れた森林と保全された森林を模したキットに水を流し、流れ方や水の色・量の違いを観察しました。 子どもから大人まで、目で見て体験することで、森林が私たちの生活を支えていることを実感。水不足や洪水といった問題が、森林の状態と密接に関係していることを学びました。 汗を流して、森を守る 実際の間伐作業にも挑戦。枝打ちや間伐は、森林の健全な成長を促すために欠かせない作業です。参加者の皆さんは汗をかきながらも、達成感に満ちた表情で作業を終えました。 清流に生きる命との出会い 寄沢の清流では、水生生物の観察も行いました。インストラクターの解説を受けながら、「きれいな水」に生息するサワガニやカジカを実際に観察。水質と生物の関係を学ぶ貴重な機会となりました。 夏の思い出と、未来への一歩 昼食後にはスイカ割りも行われ、子どもたちの笑顔があふれるひとときに。暑い日ではありましたが、森林の心地よい風の中で過ごした時間は、夏休みの楽しい思い出となったことでしょう。 私たちは、こうした活動を通じて、次世代に豊かな自然環境を引き継ぐことを目指しています。今後も従業員の皆さんとともに、森林保全に積極的に取り組んでまいります。 参考情報 *1)やどりき水源林 神奈川県松田町寄に広がる約529haの森林で、神奈川県が管理し、公益財団法人かながわトラストみどり財団が運営協力しています。 水源涵養や自然体験の場として県民に親しまれています。 *2)森林再生プロジェクト 本社・工場が立地している神奈川県の森林は、全国平均に比べて非常に少ない数値となっています。 神奈川県では、水源林の役割を持つ森林の豊かな恵みを次の世代に引き継ぐための整備活動が行われています。 この取り組みに賛同し、神奈川県が推進する「森林再生パートナー」制度に2022年6月から参画しています。 本制度による森林整備を通して算定されるCO₂吸収量は、5年間で247tになります。 地球にやさしく持続可能な社会づくりに貢献するという2050年にありたい姿の実現に向けて、環境活動に取り組んでいます。

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