アルバック・クライオ株式会社

アジアを中心にクライオポンプ、低温機器の分野でトップシェアを目指して――FPD 産業の成長とともにビジネスを拡大

フラットパネルディスプレイの分野におけるクライオポンプで90%以上のシェアを誇るアルバック・クライオ株式会社(以下UCI)は、1981 年の創立以来、アジア地域におけるクライオポンプ市場に確固たる地位を確立し、産業を支え続けてきた。 アルバック・クライオ株式会社

4K 冷凍機を使った無冷媒希釈冷凍機の共同開発

1.はじめに

極低温冷凍機とその応用製品を製造販売していた岩谷瓦斯㈱低温機器部が2014 年5 月1 日にアルバック・クライオ㈱に譲渡・継承された.岩谷瓦斯㈱低温機器部は2006 年度から2013 年度まで無冷媒希釈冷凍機を大阪市立大学と共同開発した1)-5).2014 年度からは,新たな希釈冷凍機の開発を大阪市立大学とアルバック・クライオ㈱で進めている.これまでの開発経過について報告する. 4K 冷凍機を使った無冷媒希釈冷凍機の共同開発

リークディテクタ
「HELIOT 900シリーズ」の開発

1.はじめに

アルバックが1967年に初めてヘリウムリークディテクタ(helium leak detector, HLD)「DLMS」を販売開始し,その後,1995年にセレクトフリーという独自排気系の技術を用いて,世界で初めて完全自動化でグロスリークからファインリークまでのテストを可能とした「HELIOT 300シリーズ」1)を販売開始してから約20年が経過した.

リークディテクタ
「HELIOT 900シリーズ」の開発

OLED用薄膜封止装置
「CEE-950」の開発

1.はじめに

近年,OLED(Organic Light Emitting Diode:有機発光ダイオード)デバイスは携帯電話用ディスプレイを筆頭に,大型テレビ用ディスプレイ,特殊・装飾照明など,一般消費者向け市場でも定着し始めている.OLEDの特長を生かした次世代デバイスとして,フレキシブルディスプレイ,フレキシブル照明が期待され,各社がしのぎを削りながらデバイス開発,材料開発,及び,装置開発を進めている.

OLED用薄膜封止装置
「CEE-950」の開発

ULVAC Corporate Profile

1952年の創業以来、アルバックは「真空技術で産業と科学に貢献する」という企業理­念のもと、真空を核としてエレクトロニクスや様々な産業のお客様に支えられ、事業を展­開しています。